圓満

全従業員の物心両面の幸福を追求すると共に
・装いを通じ、礼節を育み、世界の人々と調和します。
・三方積善の心をもって最高のサービスを提供します。

当社の創業は、明治３７（１９０４）年。
創業者の後藤松次郎が、大阪で既製服製造販売業を始めその後毛織物の卸商を営んだのが始まりです。 毛織物は洋反物と呼ばれていた生地のひとつで、洋服をつくるために海外から輸入されていました。 当時、陸軍第四師団や大阪陸軍被服支廠に近かったため、谷町筋には服地服飾関係の企業が軒を連ねていました。 それが、軍服によく使われた羅紗（らしゃ）を扱う店が賑わっていた由縁です。 当社は、大正８（１９１９）年から高級紳士服地の卸も始めるなど、洋装化が始まる中いち早く服地を扱うことで洋服普及を基盤で担ってきました。 以来、紳士服の縫製や、婦人服地服飾の輸入へと事業を拡張しながら、装いの歴史を歩んできたのです。 お客様との繋がりを大切にし、本業を真摯に勤め、谷町の地で激動の世紀を乗り越えてきました。 永くお客様と共存共栄する中で、洗練された品格も備わりました。それは、良質な素材を扱うことで確かなものを見る目を養い、お客様一人ひとりとの関係を大切にするなど、ものづくりと販売の現場で信頼を築き、人や地域との繋がりにより培われてきました。 上質で、確かなものに対する歴史が私たちにはあります。 こうした歴史のもつ資源を生かし、装いを通して礼節を育み、圓満な社会や未来を生み出すことこそ、アソシエの使命なのです。